Design Academia - 国公立デザイン系大学会議

豊かな生活と新たな文化価値を創造する

岡山県立大学デザイン学部は全国で最初にデザインの名を冠する学部として設置され、デザインの専門教育および研究を担い多くのデザイナーや専門職、研究者を輩出して来ました。その実績を踏まえつつ今後のデザイン学部は、実学の体現者として、変化する社会の中で、豊かな生活と新たな文化の形成に必要なデザイン力とマネジメント能力を備え、地域と世界に貢献できる人材の育成を目指しています。

デザイン学部は2度の学科改編を経て、2021年度から視覚デザインを専門とするビジュアルデザイン学科、工業デザインおよび工芸領域を専門とする工芸工業デザイン学科、意匠を中心とした建築を専門とする建築学科の3学科での体制で新たなデザイン教育を展開しています。学部の特色には、学科間で融合する分野の科目を履修できること、実学を重視した少人数教育体制と、地域の課題に取り組むプロジェクト科目の充実によって、デザインによる創造的な課題解決能力を実践的に育成することが挙げられます。

また、本校では文部科学省「大学による地方創生人材教育プログラム構築事業」の採択を受け、【「吉備の杜」創造戦略プロジェクト-雑草型人材育成をめざして-】に取り組んでおり、デザイン学部・デザイン学研究科では、同プロジェクトに包括されるプログラムの一つとして【森と建築と匠を温め羅ねる杜】を展開しています。

岡山県立大学キャンパス全景

2022.3.29